エフェクター名 | Honey Bee OD 4K Mini Standard |
ブランド | One Control |
カテゴリー | オーバードライブ |
使用アーティスト | – |
価格 (2023/2/5の最安値) | 楽天:20,350円(税込) Amazon:20,350円(税込) Yahoo:20,350円(税込) サウンドハウス:20,350円(税込) |
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One Control|Honey Bee OD 4K Mini Standardのレビュー【実際に使用】
本ブログを書いている僕の経歴。
- ギター歴 14年
- エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
- Twitterにてエフェクター情報を発信中
伝説のオーバードライブペダル「BJFE Honey Bee OD」を、製作者本人であるBjörn Juhl氏が新たに設計したオーバードライブです。過去にも本人監修のHoney Beeのリバイバルエフェクターは何個も出てますが、本機器のようにminiサイズであるものは無かったように思います。なんにせよ軽量化は正義、僕のようなアマチュアバンドマンにはありがたいです。
なお、筐体横のスイッチで、「①VINTAGEモード:本家Honey Bee OD」と「②MODERNモード:現代のHoney Bee OD」のサウンドのが選択可能です。
肝心な音について①②どちらとも、使ってみたファーストタッチの感想は「めっちゃむずい」。歪みの粒がコントロール出来すぎるあまり、自分のミスも、ちょっとしたピッキングの変化も音に乗って伝わってくる印象。誤魔化しが効かない解像度が高いエフェクターだと感じます。(高い品質で高級な歪みエフェクターに共通する特徴ではありますね)
また、①VINTAGEモードについて、本家BJFE Honey Bee ODと比べるとどうなのか、という点については、(本家本元のBJFE Honey Bee ODを御茶ノ水のギタープラネットで試奏してみたんですが)音の方向性は一緒ですがやはり「違う音」ですね。本家の方が若干ブリブリっとしたジューシー、それでいて音域が広くブルージーな音だと感じます。一方で、今回のHoney Bee OD 4K Mini Standardについては、本家に負けないビンテージライクなサウンドでありながら、より近年のパキッとしたデジタルサウンドにも馴染みそうな、クリアできらめくような歪みに感じます。
音は好みですし、優劣があるわけではないですね。ただ間違いなく言えるのは本家のHoney Bee ODを買おうとすると10万円近くしますから、比較すると現行品はお得な価格ですね。(というか、そもそも本家のHoney Bee ODは欲しくてもあまり売ってないですよね。手に入らない。)
そもそもですが、Miniペダルにするということは、本家の一般的なコンパクトエフェクターの筐体とサイズが異なるので、回路をそのままコピーするのとは訳が違くて、同じような音の方向性を探りつつ本家とは違うパーツ・回路を作り上げなく必要があります。(まあやり方はいろいろありますが、公式HPにも回路を見直したと記載ありますね)その点は挑戦だと思いますし、設計者のBjörn Juhl氏の遊び心というか、現代の流行りというか、求められている筐体サイズ・音・価格になっているように思います。
なんだかんだ言ってますが、Honey Bee ODが、より「安く」「小さく」なったのは嬉しい。
■スペック
・インプットインピーダンス : 370k
・アウトプットインピーダンス : 50K
・駆動電圧 : 9Vセンターマイナス
・消費電流 : 3mA
・サイズ:39Wx100Dx31H mm(突起含まず)
47Wx100Dx48H mm(突起含む)
・重量:およそ160グラム(電池挿入時200グラム)
※電池は付属しません。
■コントロール
V(VOLUME):全体の音量を調整します。12時あたりの位置から音色の調整をスタートしてみてください。
D(DRIVE):歪みの強さを調整します。12時あたりの位置ではピッキングに強弱をつけることで歪みを手元でコントロールできます。
B(BASS):音色の低域を調整します。
T(TREBLE):音色の高域を調整します。
MODERN/VINTAGE:初期のHoney Bee ODのサウンド(VINTAGE)と、現在のHoney Bee ODのサウンド(MODERN)を切替えます。
One Control|Honey Bee OD 4K Mini Standardのサウンドデモ
最後に、「他のオーバードライブについても知りたい」という方は▼こちらの記事もご覧ください。僕のオーバードライブに関するナレッジを全て詰め込んでいます。
以上です。