【初心者】エフェクターの種類を解説【とにかくやさしく】

特集記事

「本記事では、エフェクターの種類についてギター初心者の方でも必ず理解できるよう説明します。」

本ブログを書いている僕の経歴です。

  • ギター歴 13年
  • エフェクター所有数合計 約200台、使用数 約5000台
  • Twitterにてエフェクター情報を発信中 *フォロワー3000人突破!

この記事を読めば、5分程でエフェクターの種類について理解できます!

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エフェクターの種類の「結論」

歪系、モジュレーション系、フィルター系、ダイナミクス系、、、と言われても初心者の方には、なんのこっちゃ意味が全然わからないと思います。 

初心者の方は「エフェクターを使っていく上で、一つひとつ原理から覚えないといけないんですか・・・?」と疑問に思っている方もいると思います。(実際に、このような質問してくる読者さんも数多くいます。)

しかし、結論としては、エフェクターの種類は感覚的になんとなーく理解すればまったく問題ないです。「この種類のエフェクターはこんな感じの音が出るんだったよなぁ。」というのがフワっとわかるだけでOKです。

現に私はプロのギタリストの方の音作りの相談に乗ったりしますが、彼らですら「モジュレーション系」や「ダイナミクス系」のエフェクターについてしっかり理解している人は少ないです。

「なんとなーく理解した」あとは、試奏したり動画見たりして、自分が出したい音に対する適切なエフェクターを選ぶことができるようになります。安心してください。

とりあえず下記の通り、「感覚的」に覚えてもらえれば、ギターを弾く上で全く問題ないです。

エフェクターの種類「感覚的」まとめ
  • ひずみ系(ギャーン!って鳴る):オーバードライブ、ディストーション
  • モジュレーション系(特殊な音が鳴る):コーラス、フェイザー、トレモロ
  • 空間系(風呂場で歌ったのと同じ効果を得る):ディレイ、リバーブ 
  • フィルター系(=ワウペダル):ワウ
  • ピッチシフト系(音程を変える):ピッチシフター
  • ダイナミクス系(音の強弱が消えて平坦になる):コンプレッサー
  • ボリューム系(音量を変える):ボリュームペダル

何度も言いますがなんとなく分かっただけでOKです。

以下では、各エフェクターの種類について、「具体的なエフェクターペダル」「実際にそのエフェクターが使用されている曲」を紹介しながら少しだけ詳しく説明します

歪み系(音を歪ませる):オーバードライブ、ディストーション、ファズ 

超初心者用説明:ギャーン!って鳴るもの

歪みは、ひずみと読みます。(ゆがみじゃないよ!)

ちなみに、オーバードライブ、ディストーション、ファズの違いに明確な定義はありません。仕組みも同じです。

感覚的に

・少し歪むのはオーバードライブ

・けっこう歪むのはディストーション

・めちゃくちゃ歪むのがファズ   

という解釈でOKです。詳しくは【違いを10秒説明】オーバードライブvsディストーションvsファズ!をご覧ください。

オーバードライブ

・説明

歪みは弱いですが、温かみのある自然なサウンドです。J-ROCKが好きな方には非常に馴染みのある音ではないでしょうか。ちなみに世界初のオーバードライブエフェクターはBOSSの“OD-1”です。後継機種であるOD-3で現在も購入可能です。

・定番エフェクター

BOSSのBD-2やIbanezのTS9が定番。BD-2はプロミュージシャンの使用頻度も非常に高いです。TubescreamerはTS系というジャンルが生まれるほど多くのペダルの基礎となったエフェクターです。ちなみに私が初めて買ったエフェクターはBD-2で、10年経ちましたが、いまだに使ってます。

・サウンドイメージ

☝︎オーバードライブの教科書的なサウンド。温かい歪みですね。

ディストーション

ああ

・説明

歪みエフェクターの代名詞。まさに 「ギャーン!」と鳴る攻撃的な歪みサウンドです。オーバードライブより荒々しく激しい歪みを得られます。ちなみに、distortion=歪みという意味なので、英語圏ではどの歪みエフェクターもディストーションと呼ぶ事があるので注意して下さい。

・定番エフェクター

procoのRAT2やBOSSのDS-1が定番。近年はSuhrのRiotも高い評価を得ています。数多くのディストーションペダルが存在するので是非お店でたくさんのディストーションを試奏してみて下さい。

・サウンドイメージ

☝︎0:55からのサウンドは必聴。歴史的ディストーションサウンドです。

ファズ

・説明

エフェクターの中で最も強烈な歪みを得る事ができる。歴史を辿ると、音量の上げすぎによる過大入力で潰れてしまった音が起源となっているエフェクターなので、世界最古のエフェクターであると考えられます。

・定番エフェクター

Fuzz faceFUZZ FACTORYが定番です。低価格なものだとBEHRINGERのSF300がお勧めです。

・サウンドイメージ

☝︎正確には歪みエフェクターではなくミキサーコンソールに直で挿して作った音らしいですが、Fuzzはこのような強烈な歪みを作る事が出来ます。

モジュレーション系(音を揺らす):コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ビブラート

超初心者用説明:揺れたり、ジェット音が出たりするもの

コーラス

・説明

音を重ねて録音して、サウンドに厚みを持たせる「ダブリング」という技術と基本的に同じ原理で、音程や周波数の違う音を重ね、サウンドに厚みを持たせるエフェクター。現在はデジタル技術が発達しており、最新のコーラスペダルでは様々な効果を得ることが出来るます。

・定番エフェクター

世界初のコンパクト・コーラスエフェクターであるCE-1を販売したBOSSの現行品CH-1や、カートコバーンの使用で有名なElectro-HarmonixのSmall Cloneが定番。多くのプロミュージシャンが愛用しております。

・サウンドイメージ

☝︎イントロから爽やかで厚みのあるコーラスサウンドです。

フェイザー

・説明

ファズと同様に歴史が深く、70年代から存在するエフェクター。音の位相(簡単にいうとタイミング)を人工的にズラすことで独特のシュワシュワとしたサウンドを作り出しています。フェイザーを強くかけて、(フランジャーで作るような)ジェット・サウンドを作ることも可能。

・定番エフェクター

MXRのPhase90が超定番。価格帯も筐体も色々なバリエーションがあるのでまずはPhase90を買うのがベター。ただノブが一つしかない(=一つの音しか出せない)ペダルではあるので、BOSSのPH-3などの多機能なフェイザーを選択するのもあり。

・サウンドイメージ

☝︎歪みと合わせて使うとイントロのギターのような音になります。

トレモロ

・説明

一定間隔で音量を上下させることで、tremoloという名前の通り「揺れ」るサウンドを作り出すエフェクターです。ただ、ビブラートというエフェクターとの区別に明確な定義はないので、単純な音量だけでなく周波数的なサイケな揺れを作り出すトレモロペダルも存在するので注意。

・定番エフェクター

安価なトレモロもたくさん販売されていますが、BOSSのTR-2が超定番エフェクターです。

・サウンドイメージ

☝︎0:20〜からのギターサウンドに注目。気持ちよく揺れてます。

空間系(音を残響させる):ディレイ、リバーブ、ルーパー

超初心者用説明:カラオケのエコーと同じもの

ディレイ

・説明

山でヤッホー!と叫んだ時の「やまびこ効果」を人工的に作り出してくれるエフェクター。古くはテープレコーダーで録音した音をその場で繰り返し鳴らすことでその効果を再現していました。現在はデジタル機能が発達し多種多様なディレイサウンドが存在します。

・定番エフェクター

世界初のコンパクト・ディレイペダルの後継機種であるBOSSのDD-3やTC ELECTRONICのFlashbackが定番。多機能なマルチディレイエフェクターではLine6のDL4も定番です。ただ、技術の発達とともに多種多様なディレイペダルが販売されていますので、是非お店でたくさんのディレイを試奏してみて下さい。

・サウンドイメージ

☝︎イントロのギターはディレイによって音が「こだま」してますね。

リバーブ

・説明

カラオケのエコー機能やお風呂場で歌った時の残響と同じ、音の空間的な広がりを人工的に生み出すエフェクター。昔は実際に大きい部屋などで演奏したものを録音してリバーブ音を創り出していました。現在はデジタル機能が発達し多種多様なリバーブサウンドが存在します。

・定番エフェクター

TC ELECTRONICのHall of Fame ReverbやBOSSのRV-6が定番。お金に余裕のある方はstrymonのblueSkyはかなりおすすめです。ただし、多種多様なリバーブが販売されていますので、是非お店に行ってたくさん試奏してみて下さい。

・サウンドイメージ

☝︎Aメロの空間的な響きがリバーブサウンドです。

フィルター系(周波数帯域を調節する):イコライザー、ワウ、オートワウ、ノイズゲート

超初心者用説明:ワウペダルだけ覚えれば◎

ワウ

・説明

その名の通り「ワウ、ワウ」と音色を変化させることが出来るエフェクター。イコライザーと同じ原理で周波数に変化を与えることで効果を生み出しています。また、オートワウというエフェクターも発売されており、ペダルを踏まなくてもピッキングの強弱に反応して「自動」でワウの効果を発動してくれます。

・定番エフェクター

ワウペダルは、歴史的にみてもVOXcrybabyの製品がド定番。他にもジョンフルシアンテの使用で人気に火がついたIbanezのWH10V3など、様々なタイプのワウペダルがありますので、是非色々なものを試してみてください!

・サウンドイメージ

☝︎ワウの教科書的な曲です。

ピッチシフト系(音程を調節する):オクターバー、ピッチシフター、ワーミー

超初心者用説明:音程が変わるもの

オクターバー

・説明

オクターブ上もしくは下の音程に音を変化させる、もしくはオクターブ上もしくは下の音を原音に重ねるエフェクター。このようにピッチ(音程)を自在に操ることは長年の憧れであり1970年頃まで夢の機械でしたが、現在では和音に対応するものなど多くのペダルが生み出されています。

・定番エフェクター

高価なエフェクターだったオクターバーを世界で初めてお手頃価格で販売したBOSSのOC-3やELECTRO-HARMONIXのNanoPOGが定番。

・サウンドイメージ

☝︎1:37 のサウンドに注目。正確にはオクターバーファズを使用しています。1オクターブ音程が高くなっていますね。

ピッチシフター/ワーミー 

・説明

オクターブ上もしくは下の音程しか作り出すことができないオクターバーに対し、デジタル機能を駆使し様々な音程を生み出すことが出来るエフェクター。ちなみにDIGITECHのワーミーもピッチシフターの一つと考えられます。

・定番エフェクター

BOSSのPS-6が定番です。また、ペダルがついておりリアルタイムでピッチを変化させる事ができるDIGITECHのWhammyシリーズも多くのギタリストに愛用され続けています。

・サウンドイメージ

☝︎3:50のサウンドに注目。ワーミー(wh-1)を使用しています。音程が目まぐるしく変わってますね!

ダイナミクス系(音圧を調節する):コンプレッサー

超初心者用説明:音の強弱が消えて平坦になるもの

コンプレッサー

・説明

その名の通り音を「圧縮」する効果を持ち、ピッキングによる音量の大小を揃えてくれたり、音の伸び(サスティン)を長くする効果を持つ。ムラのない伸びやかな音に修正してくれるため、適度に使えば誰でもギターが上手くなったかの様な錯覚を味わえますが、他のペダルに比べて変化が少ないため初心者には敬遠されがちなエフェクター。

・定番エフェクター

MXRのDynacompやXoticのSP Compressorが定番。ただし、購入を迷っている方はBEHRINGERやAnimals Pedalから安価なコンプレッサーも販売されていますのでそちらから試してみるのもいいでしょう!

・サウンドイメージ

☝︎このように、カッティング時の音の粒がしっかり揃います。

ボリューム系(信号の強さを調節する):ボリュームペダル、ブースター

超初心者用説明:音量を変えるもの

ボリュームペダル

・説明

その名の通りボリューム(音量)の大小を操作するペダル。音量を下げるために使用する方が多いですが、ボリュームペダルで音量を上げることで、歪みエフェクターの歪み量を自然にコントロールする使い方も定番。

・定番エフェクター

BOSSのFV-500FV-30が定番。ERNIEBALLの製品も使われる事が多い。

・サウンドイメージ

☝︎ボリュームを操作する事で、イントロのようなサウンドを作り出すことも可能。

最後に

エフェクターの種類によって「なんとなくこんな音が出るんだ!」と想像できるようになったでしょうか?

ここに記載していないマニアックなエフェクターもまだまだ存在しますが、ひとまずここに書いたことを覚えていただければ、楽器屋さんに行って店員さんとお話しする時に困ることはほとんどなくなるかと思います。

以上です。

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フミフミエフェクター
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