BOSS|GT-1【100%理解出来るレビュー/基本の使い方】【マルチエフェクター】

マルチエフェクター

この記事を読めば、

  • BOSS|GT -1の「特徴」「最安値」がわかります。
  • これさえ読めば、一通り「基本操作」は出来るようになります。

本ブログを書いている僕の経歴。

  • ギター歴 14年
  • エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
  • Twitterにてエフェクター情報を発信中
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BOSS|GT-1を3分で理解しよう

サンプリング周波数: 44.1 kHz
AD変換: 24ビット+AF方式
※AF方式(Adaptive Focus method)はADコンバーターのSN比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。
DA変換: 24ビット
エフェクト: 108種類
メモリー: 99(ユーザー)+99(プリセット)
フレーズ・ループ: 32秒
規定入力レベル: INPUT:-10dBu、AUX IN:-20dBu
最大入力レベル: INPUT:+7dBu、AUX IN:0dBu
入力インピーダンス: INPUT:1MΩ、AUX IN:27kΩ
規定出力レベル: OUTPUT(L/MONO、R):-10dBu、PHONES:-10dBu
出力インピーダンス: OUTPUT(L/MONO、R):1kΩ、PHONES:44Ω
推奨負荷インピーダンス: OUTPUT(L/MONO、R):10kΩ以上、PHONES:44Ω以上
接続端子: INPUT端子、OUTPUT(L/MONO、R)端子:標準タイプ
CTL2, 3/EXP2端子:TRS標準タイプ
AUX IN端子:ステレオ・ミニ・タイプ
USB COMPUTER端子:USBタイプB
DC IN端子

電源: アルカリ電池(単3形)×4、ACアダプター(別売)消費電流200 mA連続使用時の電池の寿命アルカリ電池:約7時間
※使用状態によって異なります。

付属品: 
取扱説明書
「安全上のご注意」チラシ
アルカリ電池(単3形)×4
保証書
ローランド ユーザー登録カード

別売品:
ACアダプター(PSA-100)
※一般的な9VDCセンターマイナスのアダプターでも動作しない場合がございます。よって純正アダプターを推奨致します。
フットスイッチ:FS-5U、FS-6、FS-7
エクスプレッション・ペダル:FV-500L、FV-500H、Roland EV-5

サイズ(W x H x D):305x152x56mm
重量:1.3kg

ハイクオリティなGT-100の「音」が安価に手に入ります

GT-100より引き継いだBOSSマルチエフェクターの技術が詰まっており、世代/ジャンル/スタイルを問わず、どんな曲にも対応できます。

BOSSマルチエフェクターは、MEシリーズ→SEシリーズ→GTシリーズと順に開発されてきました。これまでは、MEシリーズは初心者向け、GTシリーズは中上級者向けというコンセプトの差がありましたが、GT-1はMEシリーズの「小型/安価」という特徴と、GTシリーズの「高品質なサウンド」という特徴をいいとこ取りしています。

「エフェクト」は全108種類

COSM技術を駆使した高品位エフェクトを全108種類を搭載しています。

BOSSが20年前から開発を進める「COSM機能」を駆使したアンプ・モデリングや、22種類の歪みエフェクト。ディレイ7種、リバーブ8種、コンプレッサー、コーラス、フェイザーなど多種多様なエフェクトを搭載しています。中にはTERA ECHO、A-DRIVE、OVERTONEなど、GT-100 ver2.0より備わった「MDP」を駆使した新しいエフェクトも搭載しています。

空間系は、DDシリーズの音色も搭載し、どのエフェクトもステレオ出力に対応しています。ステレオディレイ、リバースディレイなど、ステレオならでのディレイモードを表現できます。

付属のペダルではワウ5種類やワーミーを搭載。また、LOOP STATIONシリーズでおなじみのフレーズ・ループ機能も搭載。面白い音色としては「アコースティックギター・シミュレーター」「ピックアップ・シミュレーター」など、多数のシミュレーターを搭載しています。

詳しくはエフェクト一覧(サウンドパラメータ)を参照ください。

BOSS TONE CENTRAL

「プロ・ギタリストの作成した音色」や「あこがれの名曲のサウンド」を無料ダウンロードし、簡単に選んで使うことができます。専用アプリ「TONE STUDIO」をダウンロードして「BOSS TONE CENTRAL」にアクセスし、スマホやPCからGT-1にインストールすることができます。

また、既存の設定をダウンロードするだけでなく、自分で細かく調整することができます。見やすい設定画面で、初見でもそれっぽい音がたくさん作れます。

※TONE STUDIOの説明書はコチラからどうぞ。

「筐体」軽い!小さい!頑丈!

重量1.3kg、幅30cm程度と、手軽に持ち運びどんな場所でも簡単に使えます。もちろん、歴史に裏打ちされたBOSS製品の「堅牢性」はマルチエフェクターでも健在です。

さらに、金属部に丸みを持たせたエッジレス設計となっていますので、①ソフト・ギター・ケースへの出し入れがスムーズ ②運搬時にもケースや楽器を傷つけにくい 、というメリットもあります。さすがのメイドインジャパン品質です。

電源周りはACアダプターだけでなく「アルカリ単三電池4本で7時間」の使用が可能です。ストリートなど電源の確保が難しい場所でも活躍します。

充実の拡張機能

USB接続等の、外部コントロールが充実し、使い方に応じて新しい機能を拡張できます。例えば、フットスイッチを2系統、もしくはエクスプレッション・ペダルを一つ追加接続できる「外部接続端子」や、PCと接続できる「USB端子」などがあります。

コントロール

基本的に使用するインターフェイスは以下の「3つのスイッチ」と「1つのペダル」のみですが、誰にでも簡単に操作ができるデザインとなっています。

  • パッチを切り替えるフットスイッチ ×2
  • CTLスイッチ ★最大の特徴★
  • エクスプレッション・ペダル

■CTLスイッチ

フット・スイッチ3つであらゆる機能の操作を実現していますが、肝となるのは右側にある「CTLスイッチ」です。CTLスイッチには、以下のような機能を任意で割り当てることができ、その役割は状況に応じて変化します。

  • 自分の好きなエフェクト・モードにスイッチ
  • ディレイタイムのタップ入力
  • ソロ時でのブーストのオンオフ

BOSS|GT-1のおすすめのサウンドデモ

BOSS|GT-1の使い方

これさえ見れば「絶対」使い方がわかります

GT-1を1年間使い倒した僕の「結論」、使い方は以下のBOSS公式Youtubeを見ていただくのが一番わかりやすいと思います。

※以下のスクショのように1~9章にまたがって、基本的な使い方・演奏方法が解説されています。

文字で説明されるよりも、圧倒的にわかりやすいです。おすすめです。

コチラからどうぞ。

また、細かいところは公式説明書をお読みいただければ、使い方の99%のことは書いてあるかと思います。

なお、「自分で調べるのダルいな」という方は公式Q&A(問合せ窓口)から聞いちゃうのもありです。サイトには「よくある質問」がまとまってますので、そこでキーワード検索しても悩み事はけっこう解決すると思います。

初心者向け、基本の「き」

とはいえ、私なりにこれだけで知ってれば、とりあえず使える!という箇所を以下にまとめましたので、どうぞ。

①電源:電源はシールドを挿すとON、抜くとOFFになります。

②音作り:EASY EDITボタンを押して、各ノブでTONE、VIBES、ECHOをそれぞれ選びましょう。音作りが終わったら「EXIT」「ENTER」を同時押しで必ず保存しましょう。

とりあえず、これだけわかればOKです。あとは使っていくうちにわかってくるかと思います。簡単ですよ。

+α 覚えて損はない基本の便利機能

EASY EDIT:音色を簡単に設定する

直感的にパッチの音色を調整することができる。パラメーターをひとつひとつ編集することなく、思い通りの音色をスピーディーに作ることが可能です。

EASY SELECT:素早くパッチを呼び出す

過去に作った音色や、ダウンロードしたパッチを素早く呼び出すことができます。

仮想エクスプレッション・ペダル・システム機能
オンオフしか出来ない左2つのスイッチに、エクスプレッションペダルを踏み込んだような動作を割り当てることができます。スイッチでワウやワーミーペダルの操作を行うことが可能です。

他にも「チューナーは[▼][▲]ペダルの同時押し」「ルーパーは[▲][CTL1]ペダルの同時押し」…など、1ヶ月ほど使えば、初心者でもサクサク使えるようになるかと思います。

BOSS|GT-1の価格(最安値)

2023年1月4日の最安値まとめ

  • 楽天:22,000円(税込)
  • Amazon:21,993円(税込)
  • Yahoo:21,971円(税込)
  • サウンドハウス:22,000円(税込)

現在の最安値はこちら↓からご確認ください。

まとめ

とにかくサクッと素早く使用できるし、なんでもできるマルチエフェクターかと思います。ジャズコ(Roland JC-120)専用の出力設定があるので、基本どのライブハウスでも問題なく使えます。また、PAのミキサーに直接接続してモデリングアンプのように使用すれば、家で作った音色そのままにライブできるのが嬉しいですね。皆様も是非チェックしてみてください♪

「他のマルチエフェクターについても知りたい!」という方はこちらの記事もぜひご覧ください。この記事には、僕のエフェクターボード選びのナレッジを全て詰め込んでいます。

以上です。

 

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