「BOSSのブルースドライバーって有名なエフェクターだけどよく知らないなぁ。買ってみたいけどカッコよく使いこなせるかな…?」
という疑問に答えます。
本ブログを書いている僕の経歴。
- ギター歴 14年
- エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
- Twitterにてエフェクター情報を発信中
そんな僕の人生で初めて買ったエフェクターが「BD-2」で、今だに使い続けています!今回、その経験を生かして「BD-2の購入を検討している方が知っておいた方がいいこと」をお話しします。
※ちなみに、初めて買うエフェクターについては、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
ブルースドライバー(BD-2)とは〇〇なエフェクターです
ブルースドライバー(BD-2)とは「平成のJ-ROCKの象徴的」なエフェクターです。
というのも、プロアマ問わずインディーズからメジャーまで様々な現場で使用されていることはもちろんのこと…平成生まれのあらゆる楽曲が「BD-2の音」によって作られています。
万能エフェクターとしてのブルースドライバー
「BD-2」は1995年に販売開始しています。(DS-1は1978年、OD-1は1990年に発売)
なぜ後発のBD-2が「象徴的」なエフェクターまで成長したのでしょうか?その答えはBD-2の「万能性」にあります。歪みのレンジが広く「多様のサウンド」を鳴らすことが出来ます。
例えば…
「中音域を押し上げるクリーンブースター」
「クランチ気味のキラびやかなオーバードライブ」
「攻撃的なジャキジャキなディストーション」
「輪郭のつぶれたファズ」
などなど。
ブルースドライバー(BD-2)の具体的な使い方
ぶっちゃけ自分で使い倒して決めるのが一番ですが
僕のおすすめの使い方は、以下の2つです。
- コードかき鳴らす
- 強く弾くと歪むくらいの設定で、表現力豊かに弾く
詳しく説明します。
①コードかき鳴らす
BD-2の「ジャキジャキ」なトゲのある歪みを活かして、コードをかき鳴らすとかなり良いです。
↓2つ参考動画をどうぞ。両者ともに「攻撃的なコードかき鳴らしサウンド」を「BD-2」で実現しています。(10秒くらいずつ見ればOK)
👈ちなみに、Paul Wellerの足下はコチラ。歪みはBD-2のみ。
②強く弾くと歪むくらいの設定で、表現力豊かに弾く
BD-2の特徴として「ピッキングニュアンスに機敏に反応」する点が挙げられます。
その特徴を生かして、GAINを控えめ(GAINノブが13時以下くらい)に設定することによって、ピッキングや音量調整によって音色や歪感を変化させ「表現力の豊か」に演奏することが出来ます。
「ピッキングニュアンス」ってなに?
簡単にいうと…
ピッキングの強弱で演奏の抑揚をつける事です。「ピッキングニュアンス」の反応が良いと、右手のニュアンスで歪み/クリーンを表現できます。
※この特徴によって「強く弾くと歪む、表現力の豊かなサウンド」を実現しています。
ちなみに…
👈僕の設定はコチラです。「GAINを11時半くらい」「TONEを9時15分くらい」最高に甘い歪みが鳴らせます。
ちなみに・・・
僕は「ブルースセッション」に出演する際は、BD-2だけを繋いでプレイしてます。こいつだけで充分です。
ブルースドライバーは、ズバリどんな人が買い?
結論、音の良し悪しは個人のモノサシでしか測れないですし実際に弾いてみてビビッときた人が「買い」でしかないのですが…
超個人的な意見を言わせていただくと
BUMP OF CHICKEN / sailing day のイントロの「ジャジャッ♪」が好きな人は買いです。
「なんだかんだ言ってバンプは至高」と考える人にとっては「BD-2の音」は馴染みのある音に感じれると思います。
また「エフェクターは少数精鋭が最良」と考える人にもおすすめ。僕は「BD-2」のような万能オーバードライブが一台あれば、自分の腕しだいでどんな曲も表現できると思っています。この価値観に賛同できる人も買って損はないです。
最後に、「他のオーバードライブについても知りたい」という方は▼こちらの記事もご覧ください。僕のオーバードライブに関するナレッジを全て詰め込んでいます。
以上です。