本ブログを書いている僕の経歴。
- ギター歴 14年
- エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
- Twitterにてエフェクター情報を発信中
ビンテージ・テープエコーの太く温もりのあるサウンドが蘇りました。 strymonの超高性能なデジタルディレイ「エル・キャピスタン」をレビューします。
strymon|El Capistan dTape Echoを1分で理解しよう
3種類の伝説的テープエコー・サウンドを再現
El Capistanは以下3種類の伝説的テープエコー・サウンドを解析し生み出されたstrymon独自技術「dTape」テクノロジーが採用しており、伝説の名機を忠実に再現しています。
- Roland RE-201
- Maestro
- ECHO-PREX
コンパクトなボディの中には、スマートフォンにも匹敵する超高速DSPを搭載し、超低ノイズ・高ヘッドルームを実現しています。またアナログ・ドライ・ミックスにより原音を損なわないクリアで超高音質な音色となっています。
Khruangbinのギタリスト「マークスピアー」が愛用(ほぼかけっぱなしに)しているエフェクターです。個人的に大好きなバンドだったので私はもちろん即購入しました。
テープエコーの質感を完全にコントロール
本機筐体に搭載されている5つのノブの使い方は以下の通りです。
- TIME:ディレイタイムを調節
- MIX:原音とテープエコーの音の比率を調節
- REPEAT:エコーのリピート数を調節
- TAPE AGE:テープが古くなる度合いを調節
- WOW&FLUTTER:テープ再生のムラを調節
また、ディレイ音をバイパス切替え時に残すBuffered Bypassと、ディレイ音を完全にカットオフするTRUE & Buffered Bypassを選択する事が可能です。個人的には「TRUE & Buffered Bypass」で一気に世界を変える方が好きです。
リアルタイム・リモート・ノブ・コントロール機能では、5つのノブ・コントロールから1つをエクスプレッション・ペダルを使ってリアルタイム・コントロールすることができます。「TIME」をアサインすれば、曲中に足元で発信音を表現することも可能です。
組み合わせにより多彩なモード選択が可能
▶︎「fixed」
TAPE HEAD モード(固定ヘッド・モード)
- A:ショート・ディレイ(16分音符)
- B:ミディアム・ディレイ(付点8分音符)
- C:ロング・ディレイ(4分音符)
▶︎「multi」
TAPE HEAD モード(複数ヘッド・モード)
※3つのヘッドから動作するヘッドを2つ選択します。
- A:ヘッド1と2が動作
- B:ヘッド2と3が動作
- C:ヘッド1と3が動作
▶︎「single」
TAPE HEAD モード(スライド式ヘッド・モード)
※テープ・スピードは固定固定され、「TIME 」はスライドするヘッドの位置を調節するノブとなります。録音ヘッドから再生ヘッドまでの距離を調節し、ディレイ・タイムを決めるモードです。
- A:テープ・モーターの速さを2倍に固定。(再生音と短いディレイタイムを再生)
- B:テープ・モーターの速さを通常の速さに固定。(劣化した再生音と長いディレイタイムを再生)
- C:サウンド・オン・サウンド(ルーパー)モード(録音時間は、低速で20秒、高速で10秒)
strymon|El Capistan dTape Echoのおすすめサウンド・デモ
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