

「JOYOってメーカーのエフェクターが安くて有名だから買ってみようかなぁ…。ただ中国製らしいし品質とか心配だな…実際のところ購入しても大丈夫?」
という悩みを解消します。

ギター歴10年でエフェクターに財産をつぎ込み続ける機材マニアです!これまでの10年間で色々な格安エフェクターを試して蓄積した「ノウハウ」を提供します。
この記事を読めば、JOYOがどういったブランドなのかわかるので「自分はJOYOのエフェクターを買うべきなのか」判断できるようになります!
JOYOとはどんなエフェクターブランド?

JOYO は、エフェクター、ギターアンプ、メトロノーム、チューナー…など数多くのギター関連製品を開発、製造しているメーカーです。
創業時から他ブランドの人気エフェクターをコピーし、安価な価格で販売しており、その中でも「Vintge OverDrive」や、「Ultimate Over Drive」等のコピーエフェクターが大ヒット。現在では資本力も増し、オリジナル製品を製作するに至っており、世界中の有名ミュージシャンにそのクオリティが認められています。
尚、JOYOもmoskyと同様に、中国の深セン市に本社を置いています。
そもそも深セン市は、偽ブランドの服やバック、あらゆるジャンルの格安製品が売られる巨大なショッピング市場で有名な町です。そんな町の会社なだけあってJOYOもコピー商品を低価格で販売しています。
JOYOとはどんな特徴を持つエフェクターブランド?

そこまで安くはない
ほとんどのJOYOのエフェクターは4,000〜5,000円で販売されています。
一般的に考えれば安い価格帯のブランドではあるのですが、moskyやdonnerといった他の中華エフェクターは3000円前後で購入が可能です。今やBOSSのDS-1ですら5000円台で販売されていますので、相対的にみたら実はそんなに格安ではありません。
格安エフェクターブランドと、大衆エフェクターブランドの中間くらいのイメージが正しいかと思います。
例えばコチラ↓のSweet BabyはAmazonにて4,398円で販売されています。(マッドプロフェッサーのSweet Honey Overdriveの優良コピーエフェクターです)
コピー・エフェクターの「音」のクオリティが高い
JOYOも他の中国エフェクターブランドと同様に、他ブランドの人気エフェクターのコピー製品を販売していますが、他の格安エフェクターに比べ「音」に関しての評価が高いです。
本家よりも安いパーツを使い低コストで製作しながらも、良い音が出るJOYOエフェクター。当然ながらそれを改造して(良質なパーツに組み替えて)より良いエフェクターを作成しようとする「モディファイ・エフェクター」も多く製作・販売されています。この事実が「音」の質が高い事を証明しているかと思います。

しょーもない中国エフェクターはモディファイなんてされません!
例えば…JOYOの名が世界に知れ渡るきっかけになったエフェクターの一つである「Vintage Overdrive」についても、米国の超人気エフェクターブランド “JHSペダルズ” がモディファイしてます。
元々のモディファイ前の「Vintage Overdrive」もFC4588チップを搭載したクラシックチューブスクリーマーのサウンドを見事に再現している優秀なエフェクターで、4000円前後で購入できます。
エフェクターの種類が豊富
JOYOはコピー・エフェクターだけではありません。マルチエフェクターやアンプ、ワイヤレス機器と多種多様な商品を再作してます。詳しくは公式HPのproductページをご覧ください。
JOYOのエフェクターを購入する懸念点

メーカー保証がなさそう…
公式HPには「After-sales」のページが存在するものの、返品・補償関連の記載が一切ないです…。
そのため、万が一初期不良や故障があった場合は、メーカー保証は期待できませんので、Amazonの返金対応制度など「販売代理店の保証制度」に頼るしかなさそうですね。
この記事のまとめ

- 安いのが良いけど、少し質も良いものが欲しい!
- 新参ブランドではなく、ある程度実績のあるエフェクターがいい!
という方は、JOYOのエフェクターを買う価値「アリ」かと思います。是非参考にしてみてください♪
以上です_(:3」∠)_