BOSS｜GT-1000CORE【プロ仕様！コンパクトなマルチプロセッサー】

この記事を読めば、【BOSS｜GT-1000CORE】の特徴・音・最安値が1分以内にわかります。

本ブログを書いている僕の経歴。

ギター歴 14年
エフェクター所有数約200台、使用数約5000台
Twitterにてエフェクター情報を発信中

GT-1000COREは、音・機能性・拡張性と、弱点のない多くのプロも愛用する「ギター／ベース・エフェクト・プロセッサー」です。エフェクターボードへの追加はもちろん、レコーディングまであらゆるシーンで真価を発揮します。そのコンパクトな筐体からは想像できないパワフルなプロセッサーです。わかりやすくレビューします。

この記事の内容

BOSS｜GT-1000COREを1分で理解しよう
BOSS｜GT-1000COREのサウンド・デモ
BOSS｜GT-1000COREの価格（最安値）

BOSS｜GT-1000COREを1分で理解しよう

スペック

■ギター用エフェクターマルチエフェクター
■GTシリーズ
■特徴
・フラッグシップ・モデルのGT-1000 をポータブルなサイズに凝縮
・2つのプリアンプを含む24 のエフェクト・ブロックを同時に使用可能。複数のシリーズ／パラレル・チェーン活用することで無限に広がるサウンド・メイク
・サンプリング・レート96kHz、AD/DA 変換32bit、内部演算32bit float （浮動小数点）処理により、業界最高クラスの音質を実現
・AIRD （Augmented Impulse Response Dynamics）テクノロジーにより、上質な真空管アンプのサウンドと弾心地を、あらゆる出力デバイスで実現
・定番のヴィンテージ・ペダルから、BOSS の最先端MDP テクノロジーや、DD-500 Digital Delay、MD-500 Modulation、RV-500 Reverb から移植された高度なアルゴリズムにより設計されたタイプまで、高品位なエフェクトを多数搭載
・高性能カスタムDSP チップによる、超高速パッチ・チェンジとディレイのキャリーオーバー機能
・STOMPBOX 機能により複数のパッチでエフェクト・セッティングを共有可能
・ライブ・パフォーマンスの向上やフレーズのアイデア出し、日々の練習に便利なルーパー機能
・モノ／ポリフォニックに対応した高解像度チューナー
・外部エフェクトの追加や4 ケーブル・メソッド接続、SUB OUT としても活用可能な2系統のSEND/RETURN 端子
・外部IR データを取り込み可能な16 スロットを搭載
・フットスイッチ、エクスプレッション・ペダル、 USB、TRS MIDI による多彩な外部コントロールが可能
・USB オーディオ／ MIDI インターフェース機能により、レコーディングやPC でのエディットに対応
・ベース用にチューニングされたアンプ／エフェクト・タイプを搭載
■スペック
・サンプリング周波数：96kHz
・AD、DA 変換：32 ビット
・内部演算：32 ビット浮動小数点
・メモリー：250（ユーザー）+250（プリセット）
・フレーズ・ループ：38 秒（モノ）、19 秒（ステレオ）
・チューナー内部検出精度：± 0.1cent
・規定入力レベル　INPUT L/MONO、R：-10dBu　　RETURN 1、RETURN 2：-10dBu
・最大入力レベル　INPUT L/MONO、R：+12dBu　　RETURN 1、RETURN 2：+12dBu
・入力インピーダンス　INPUT L/MONO、R：2M Ω　　RETURN 1、RETURN 2：1M Ω
・規定出力レベル　OUTPUT L/PHONES、R/MONO：-10dBu　　SEND 1、SEND 2：-10dBu
・最大出力レベル　OUTPUT L/PHONES、R/MONO：+12dBu　　SEND 1、SEND 2：+12dBu
・出力インピーダンス　OUTPUT L/PHONES、R/MONO：44 Ω　　SEND 1、SEND 2：1k Ω
・推奨負荷インピーダンス　OUTPUT L/PHONES、R/MONO：10k Ω以上（ヘッドホン接続時：44 Ω以上）　　SEND 1、SEND 2：10k Ω以上
・コントロール：
–▼スイッチ、▲スイッチ、CTL 1 スイッチ、EFFECT ボタン、MENU ボタン、EXIT ボタン、WRITE ボタン、PAGE ボタン（× 2）、
–1 ～ 5 つまみ、SELECT つまみ、OUTPUT LEVEL つまみ
・ディスプレイ：グラフィックLCD 256 × 80 ドット
・インジケーター：▲インジケーター、▼インジケーター、CTL 1 インジケーター
・接続端子：
–INPUT（L/MONO、R）、OUTPUT（R/MONO）端子：標準タイプ
–OUTPUT（L/PHONES）端子：TRS 標準タイプ
–CTL 2, 3/EXP 1、CTL 4, 5/EXP 2端子：TRS 標準タイプ
–MIDI（IN、OUT）端子：ステレオ・ミニ・タイプ
–USB COMPUTER 端子：USB マイクロB タイプ
–DC IN 端子
■電源：AC アダプター
■消費電流：670mA
■外形寸法：
・173（幅）× 135（奥行）× 63（高さ）mm（ゴム足を除く）
・173（幅）× 135（奥行）× 65（高さ）mm（ゴム足を含む）
■質量：920g
■付属品：AC アダプター、取扱説明書、「安全上のご注意」チラシ、ゴム足x4、保証書、ローランドユーザー登録カード
■別売品：フットスイッチ：FS-5U、デュアル・フットスイッチ：FS-6、FS-7、エクスプレッション・ペダル：FV-500H、FV-500L、EV-30、Roland EV-5、TRS/MIDI コネクティング・ケーブル：BMIDI-5-35

GT-1000と同等のサウンド、処理能力を達成

コンパクトなサイズでありながら、BOSS最上位モデルの「GT-1000」と同じクオリティの音を鳴らすことができます。GT-1000にも採用されている超強力なDSPや、サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit floatの高い処理能力により、高音質を実現。まさにGT-1000を持ち運びがしやすい小型サイズに凝縮したようなプロセッサーです。

また、「AIRDテクノロジー」により、リアルな真空管アンプのサウンドと弾き心地を得られます。WAZA AMPなどに採用されているTube Logicテクノロジーを応用し、真空管アンプがサウンドを出力する際に起きている音波を緻密に再現。豊富なAIRD OUTPUT SELECTから最適なセットアップを選択することで、あらゆる出力デバイスで極上の弾き心地を得ることができます。まさにAIRDは、アンプ・プロセッシングに革命を起こす最先端テクノロジーかなと思います。

豊富なプリアンプ＆エフェクト

BOSSの伝統のエフェクターや、500シリーズの高度なアルゴリズムによるディレイ、リバーブ、モジュレーションなど、歴戦のBOSSエフェクター・サウンドを余すことなく搭載しています。搭載のプリアンプ／エフェクトは合計140種類以上にも及び、2つのプリアンプを含む24のエフェクト・ブロックを同時に使用可能です。音色の設定は250個保存でき、いつでも簡単に呼び出すことが可能です。

また、LIVEでの使用に嬉しい点かなと思う点として、「ルーパー機能」やモノ／ポリフォニックに対応した高解像度な「チューナー」もワンタッチで呼び出すことが出来ます。

ベース専用のエフェクトも多数搭載

ベース用にチューニングされたプリアンプ、エフェクトも多数搭載しています。AIRD機能を用いた至極の3つのアンプを搭載。8種類のベース・オーバードライブ/ディストーションと組み合わせることでベーシストが求める数多くのサウンドを最高峰の品質で実現できるかと思います。他にもコンプレッサー、コーラス、フランジャー、ワウなど、ベース用に特別にチューニングされたエフェクトも多数搭載しています。ベーシストにはこれ一台でOKかなと思います。

豊富な入出力端子を用いた拡張性

豊富な入出力端子により、多くの外部端末との連携を可能にしており、あらゆるシステムの中心選手として活躍します。例えば、2系統のSEND/RETURN端子を使用すれば、外部エフェクトの追加や4ケーブル・メソッド接続、SUB OUTとしても活用可能です。側面のCTL端子は入力だけではなく出力へも対応で、フットスイッチ、エクスプレッションペダルを使用でき、アンプに接続してチャンネルを切り替えることも可能です。TRS端子のMIDI IN/OUTを活用すれば、外部MIDIデバイスとの連携も実現することができます。

ヘッドホン端子を使用して、アンプが鳴らせない環境でもペダルボード全体のサウンドを出して練習できます。本番前にサウンドチェックもできますね♪

自宅でのレコーディングにも最適なプロセッサーです。

USBオーディオ／MIDIインターフェース機能により、いつでも手軽に本格的なサウンドでレコーディングできます。PCと連携さあせたときの豊富な機能性から使用アーティスト/エンジニアも続出しています。DAWへのレコーディングや録音した素材のリアンプが可能。PC用エディターBOSS TONE STUDIO （Windows/Mac対応）では、セッティングの全容を確認しながら、直感的にサウンドの編集が可能です。もちろん外部IRデータも16スロットを取り込み可能です。