BOSS｜OC-3 Super Octave【長年愛され続ける名機】

エフェクター名	OC-3 Super Octave
ブランド	BOSS
カテゴリー	オクターバー
使用アーティスト	–
価格 (2022/12/30の最安値)	楽天：21,600円（税込）*中古 Amazon：28,310円（税込） Yahoo：13,857円（税込）*中古 サウンドハウス：12,100円（税込）

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BOSS｜OC-3 Super Octaveのレビュー【実際に使用】

1982〜2005年に販売されていたOC-2の後継機種です。長年愛されてきたOC-2の音色/機能をそのまま継承しつつ、さらに2つのモード（①和音に対応する「ポリフォニック」、②歪み音を加えてくれる「ドライブ・モード」）を追加搭載し、3つのモードを楽しめるオクターバー・エフェクターです。

また、OC-3は通常の出力だけでなく出力系統が2つあり、オクターブ・サウンドのみ別系統で出力したり、個別にエフェクト処理することができます。

OC-3に搭載されたつ「3つのモード」解説

1.POLY＝ポリフォニック・モード

ポリフォニック＝和音、つまり単音のみならずコードで弾いても正確なオクターブ効果を得ることができるモードです。（ちなみにOC-3はオクターバでは世界初のポリフォニック・モードを搭載したエフェクターです）

2.DRIVE＝ドライブ・モード

オクターブ・サウンドに歪みを加えることができるモードです。OC-3単体で重低音を加え、かつ歪ませることができ、迫力のあるサウンドが得られます。僕はこのモードをよく使ってます。

OC-3は「ベースでの利用」にも最適

OC-2をベースで使用するベーシストも多くいましたが、その使い方をより最適化する形で「ベース用の入出力端子（BASS-IN）」も追加されています。「ベース用の入出力端子（BASS-IN）」に接続すると、自動で内部処理（音の検出や歪み）がベース音域用に切り換わります。

【おまけ】OC-3の都市伝説に関する見解

1.OC-2の方が太い音？

「OC-2の方が太い音だ！」といった内容のレビューがチラホラありますが…、個人的にそうは思わないです。

ではなんでOC-2の方が太い音に感じるのか？というのを考えてみましたが、OC-3がOC-2より音の検知能力が高くなっているからではないかと思います。

具体的にいうと、OC-3はポリフォニックを実現していることで分かるように、OC-2よりも音の検知精度が上がっています。そのため、和音になった時の誤検知というか…、ビンテージのピッチ系エフェクター特有のの崩れた感じ（ノイジーでグシャっと潰れた音）がなくなっています。つまり、一つひとつの音域を丁寧に拾って綺麗な音色に仕上げることができるので「音圧が少なくなった」と感じるのかもしれませんね。

２.電源アダプターより電池の方が「良い音」？

これは少し納得。

理論的には、「9Vの乾電池」と「9Vの電源アダプター」どちらを使っても、全く同じ条件・音になるはず。しかし、電源アダプターを使用すると、外的要因（コードの劣化、ノイズなど）で音が劣化してしまうことがあるんですよね。

加えて、その劣化が、オクターバのようなピッチ系のエフェクターだと、繊細に音に反映されちゃうんじゃないかと思います。（本当によく聴かないとわからないですが、確かに変わる。）

とはいえ、ライブやスタジオ練習では全く気にしなくて良いポイントかと思います。（劣化してない9V電源アダプターを正しく使用することが前提ですが）

BOSS｜OC-3 Super Octaveのサウンドデモ

最後に、「他のオクターバーについても知りたい」という方は▼こちらの記事もご覧ください。僕のオクターバーに関するナレッジを全て詰め込んでいます。

オクターバーの全てがわかる！おすすめ6選【実証済】【エフェクター】

nyutam-fumifumi.com

以上です。