XOTIC|XW-1【次世代の定番モデル】【幅広い音作りが可能】

フィルター/ダイナミクス
エフェクター名XW-1
ブランドXOTIC
カテゴリーワウ
使用アーティスト
価格
(2022/8/23の最安値)
楽天:30,200円(税込)
Amazon:30,240円(税込)
Yahoo:30,800円(税込)
サウンドハウス:29,637円(税込)

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【実際に使用】Xotic|XW-1のレビュー

本ブログを書いている僕の経歴。

  • ギター歴 14年
  • エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
  • Twitterにてエフェクター情報を発信中

新しい定番モデルとして人気が高まっているワウペダルです。VOXやCrybabyといった定番ワウペダルの人気を追い越していく勢いを感じます。例えば、King gnuの常田 大希さんが多くの曲で愛用しており「白日」や「teenager forever」など超人気曲で使いまくっているようです。3万円くらいするのでワウペダルの中ではお高い方ですが、色々細かく設定できて最強レベルに幅広い音作りに対応してくれて、これ一台でワウとしてはどんな音も出せちゃいますし値段以上の価値を僕は感じます。ちなみに、一般的なワウペダルよりもやや小型で、持ち運びやすいサイズも魅力ですね。

上記の通り、最大の特徴は、幅広い音作りが可能な点かと思います。側面にある4つのノブとエフェクター内部にある4つのディップスイッチを駆使して、奇抜なえぐい効果から自然なトーン調整まで網羅的で幅広い音作りが可能です。スタジオミュージシャンを筆頭に、現場によってあらゆる音作りを求められる「プロ」に選ばれまくっている理由はまさにここ。かつ、音作りの幅が広いだけではなく、すべての音質がしっかり使える考え尽くされたモデルで、自分の理想の音をかなり細かいレベルで調節していくことが出来ます。

各つまみやスイッチの(ほんでぃ的)説明

つまみ

  1. BIAS CONTROL:トランジスターのバイアス調節。要はワウの個性が変わる。時計回りにノブを回すと低音域が強調されて食いつきのいい音になる。(4時くらいに設定するのが個人的には好き)
  2. WAH Q CONTROL:Q(フィルタピーク)/フィルターのかかり具合の調節。ワウのかかり具合を調節。(ここは好みの問題だけど、いったん12時くらいでいいと思う)
  3. TREBLE:高音域のイコライザー(+/-15dBの可変幅)
  4. BASS:低音域のイコライザー(+/-15dBの可変幅)

ディップスイッチ(ONにした時の効果)

  1. トレブルが強調される感じ。
  2. ちょっと歪んで食いつきが良くなる。バンドに馴染みやすくなる気がする。(Input Gainトリマーなるものが有効になるらしい)
  3. プレゼンス(超高音域)がカットされる。(あまり違いがわからないので買った時のままONにしてます)
  4. 低音域が強調される感じ。

ちなみにデフォルトは、(1)と(3)がONになってます。いったんそれでいいと思います。(僕は全部ONにしてます。より中低音域が重厚になった気がします)

ちなみに、ワウぺダルの元祖「Clyde McCoy Wah」をモデルにして作られたワウだそうです。確かにいろんな音が作れますが、一貫して70~80年代のハードロックとかで使われるような、中音域あたりがギュッと引き締まるようなビンテージ感を感じることが出来ます。

ただ、VOXやCrybabyのビンテージワウよりもワウの効きが強く、近年のEDMサウンドやエレクトロ音楽なんかにも親和性が高いような気もしますし、王道なビンテージ・ワウの音を現代音楽にうまく溶け込ませた、使い勝手の良いペダルかと思います。

とにかく何でもできる。音もかなり何でも出せるし、機能面でも、電池残量が半分以下になるとLEDが点滅してお知らせしてくれたり、ペダルの踏みしろ(可変範囲)をペダルの裏面のラバーバンパーで調節できて、至れりつくせり。

・コントロール:Bias、Wah-Q、Treble、Bass、内部DIPスイッチ、内部トリムポッド
・トゥルーバイパス
・消費電流:9VDC/5mA
・電源:9VDCアダプター(センターマイナス)、9V電池
・寸法(縦/幅/高):210mm X 100mm X 67mm
・重量:980g
・入力インピーダンス:1M ohm
・出力インピーダンス:10K ohm
・実質入力レベル:-20 dBV
・実質出力レベル:-20 dBV

Xotic|XW-1のサウンドデモ

最後に、「他のワウペダルについても知りたい」という方は▼こちらの記事もご覧ください。僕のワウに対するナレッジを全て詰め込んでいます。

以上です。

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