【完全版】エフェクターボード組み方完全ガイド|プロが教える最強セッティング術

エフェクターボード
provided by @zeon_a12

「エフェクターボードってどうやって組めばいいの?」

という疑問を解消します。

本ブログを書いている僕の経歴

  • ギター歴 15年
  • エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
  • SNSにてエフェクター情報を発信中

この記事に、僕の「エフェクターボード作成のノウハウ」をすべて詰め込みました。初心者でもわかりやすいように、かんたんに解説しています。この記事を読めば、あなたもプロのようなノイズレスで美しいエフェクターボードを組むことができます。

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【組み方①】エフェクターを選ぼう!

provided by @reiz43792069

まずは、エフェクターボードに何を搭載するか決めましょう。ここで意識することはたった一つ「エフェクターは必要最小限にすること」です。「思い出のエフェクターだから」「せっかく買ったから」「いつか使うかも」というエフェクターは、思い切って外しましょう。僕の経験上、使っていないエフェクターを繋ぐメリットは「ない」です。

エフェクターは必要最小限にする理由は以下の通りです。

  • 音痩せが少ない
  • 機材トラブルの減少
  • トラブルシューティングが容易
  • セッティングが早い
  • 持ち運びが軽い
  • 持ち運び中の故障の減少

など…

「必要最低限」とは、「今想定している演奏で使うものだけ」と考えてください。

【組み方②】エフェクターの配置を決めよう!

搭載するエフェクターが決まったら、次に配置を考えます。実際にエフェクターをゆかに並べて、踏みやすさを試してみましょう。なぜなら、見た目が綺麗に配置できたとしても、「踏みにくい」「ケーブルを挿す隙間がない」となると、後々大きなストレスになるためです。実際に並べてみて、問題ないと確信してから固定しましょう。

僕が配置を決める際に注意していることは以下の通りです。

  • 踏み換える頻度の高いエフェクターは手前に配置する
  • 後列のエフェクターは底上げする
  • シールドの「In/Out」(ギター→エフェクター / エフェクター→アンプ)の抜き差しを簡単にできる位置にする。
  • エフェクター間の距離に余裕を持つ(最低でも3cmくらい開ける)

【組み方③】エフェクターボードを入手しよう!

provided by @banananeedle_

搭載するエフェクターの配置が決まったら、配置したエフェクターが十分入る大きさのボードを入手しましょう。エフェクターボードの種類は自分の好みのものを買えば問題ありませんが、持ち運びの重量と安全性のバランスから、コンパクトエフェクターが「6個以下ならソフトケース」「6個以上ならハードケース」がおすすめです。

詳しくは↓こちらの記事をご覧ください。それぞれの詳しい選び方やおすすめのエフェクターボードを紹介しています。

ちなみに、簡易的なエフェクターボードであれば、自作もありです。

コスパよく済ませたいなら、自作に挑戦するのもおすすめです。僕も実際に自作してみましたが、材料はすべてAmazonで揃え、1000円ほどで完成しました。作り方は↓こちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【組み方④】エフェクターボードを配線しよう!

provided by @kyatapirasu

エフェクターとエフェクターボードが揃ったら、いよいよ組み込み作業です。組み込みで一番重要なことは「配線」です。配線をしっかり行うことは、ノイズ対策に直結します。配線の全ては↓こちらの記事にまとめてあります。配線は特に大事なので、この記事をしっかり読みながら作業することをおすすめします。

とはいえ、記事の内容は盛りだくさんなので、ここでは特に重要な3つのポイントに絞って解説します。最低限以下3つのポイントはおさえて配線しましょう。

①グランドループを作らない:DCケーブルを含むケーブルで輪っかができてしまうとノイズを拾ってしまいます。ケーブルは出来るだけ束にまとめましょう。ただし、パッチケーブルと電源ケーブルを一緒に束ねるのは厳禁。電源ケーブルのノイズをパッチケーブルが拾ってしまいます。

②パッチケーブルはメーカーを統一する:ろいろな種類のケーブルを使ってしまうと、ケーブルによって色々な音域が削られていくので「音の劣化」がひどくなってしまう可能性があります。

③アンプに繋いで音出し確認をする:配線を仮組みした時点で、必ず音出し確認を行いましょう。ケーブルを束ねてしまうと、後から修正するのが大変です。

【組み方⑤】エフェクターを固定しよう!

provided by @shin2004

最後に、エフェクターをエフェクターボードに固定しましょう。代表的なエフェクターの固定方法は、以下の5つです。

  1. マジックテープ
  2. 耐震ゲルマット
  3. ワイヤーネット+結束バンド
  4. ネジ+取付金具
  5. ウレタンスポンジ

僕のおすすめは、マジックテープとウレタンスポンジの組み合わせです。マジックテープなら、参加バンドによって頻繁にエフェクターを変える場合でも、簡単に調整できますです。加えて、ケースにウレタンスポンジを入れておけば、移動中もしっかりとエフェクターが固定されます。

エフェクターを固定する方法の全ては↓こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。

エフェクターボードは、完成しましたか?

いかがでしたでしょうか。エフェクターボードはきれいに完成しましたか?このブログに書いた事は全て、僕が15年間試行錯誤を繰り返してたどり着いた集大成です。ぜひ、僕のノウハウを参考に、あなただけの理想のエフェクターボードを作り上げてください。さらに自分なりに工夫を凝らすことで素晴らしいボードになるはずです。

以上です。

完成したボードで、最高のギターライフを送りましょう!

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