「エフェクターを固定したいんだけど、何かいい方法はないかな?」
という疑問に答えます。
本ブログを書いている僕の経歴。
- ギター歴 14年
- エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
- Twitterにてエフェクター情報を発信中
本記事では、そんな僕が実際に試して「本当におすすめできると感じた固定方法」を5つ紹介し、最後にその中でも「最もおすすめする固定方法」を1つ紹介しています。
また、僕の経験上エフェクターの数や種類によっても固定方法は変わりますが、あなたが最適なボードを手に入れられるよう「選び方」についてもどこよりも分かりやすく的確に解説します。
この記事を読み終わった頃には…「自分に最適なエフェクターの固定方法」が見つかっているかと思います。(私の全てのナレッジをまとめました)
エフェクター固定方法の種類
代表的なエフェクターの固定方法は、以下の5種類があります。(他にあったらぜひ教えてください!)
- マジックテープ
- 耐震ゲルマット
- ワイヤーネット+結束バンド
- ネジ+取付金具
- ウレタンスポンジ
各固定方法ごとに、長所 / 短所がありますので、以下で一つひとつ解説していきます。
尚、「どの固定方法が自分に合っているか?」という判断基準として、下記の5つの観点を意識することをおすすめします。
- 固定する力(粘着力)は?
- 簡単に配置を変えられる?
- コスパは?
- 見た目は美しい?
- エフェクターは傷つかない?
全ての観点が優れている方法はありませんので、項目ごとの優先順位を考えながら、自分に合った方法を見つけていただければと思います。
マジックテープ
ほとんどのギタリストがマジックテープを使ってます。最もおすすめの固定方法です。僕も色々と試してきましたが、11年のギター生活を経て、やっぱりマジックテープでの固定方法を採用しています。
エフェクターの配置変えは気軽にできますし、動かしても固定力もほとんど落ちません。ただし、マジックテープ単品だとエフェクターを固定する力があまり強くない場合があるので、ウレタンを併用すると安心です。
マジックテープにこだわりたい方は、コチラの記事も参考にしてください。
耐震ゲルマット
粘着力もそこそこあり、かつエフェクター移動もしやすいのでおすすめの方法です。両面テープの跡がつかないのも魅力的。ただし、移動を繰り返しているとゴミがついちゃって粘着力が劣化して行くので、こまめに付け替える必要があります。
耐震ゲルマットによっては、粘着力が低いことがあります。さらに市販のエフェクターボードには最初からメス側のマジックテープ が貼られていることが多く、その場合は使えないので注意してください。
僕も一時期使っていましたが、汚れたマットを付け替えなきゃいけないのが手間で、結局マジックテープ に戻しちゃいました…。
ワイヤーネット+結束バンド
ワイヤーネットも結束バンドも100円で買えるのでコスパは最強です。
ただし、ガッチリ固定できますが、若干ぐらついちゃうことがありエフェクターに傷がつく可能性は少し高めです。(結束バンドがエフェクターの上にかかってしまうので、人によっては見た目が良くないと思うかもしれません。)
ネジとで取付金具
固定力最強です。その分、一回固定してしまうと移動させるのが困難です。個人的には、「もうこれ以上ないほどのエフェクターボード が完成した…」という方以外にはあまりおすすめできません。(ちなみに、ネジでとめる時に若干エフェクターが傷つく恐れはありですね)
主に下記の2つの方法があります。
- 豆カンで結合
- エフェクターの四角のネジをそのまま板に結合
ウレタンスポンジ
ウレタンスポンジをケースに敷いて、スポンジの圧力でエフェクターを固定します。個人的には、ウレタンスポンジの使用はマストです。(ソフトケース / ハードケースに関わらず)必ずエフェクターケースにはウレタンを敷いて固定力を高めましょう。
※ウレタンスポンジを敷いただけで、他の固定方法を実施せずに持ち運ぶのは非常に危険です!固定力が弱いので、エフェクターがケースの中でぐちゃぐちゃになっちゃう可能性が高いです。
僕のおすすめ固定方法
僕のおすすめの固定方法は…
マジックテープ + ウレタンスポンジ
僕が持っている、3つのエフェクターボード全てがこの方式で固定されています。この方法にしてから、移動中のエフェクターの傷や故障は今のところ全くないです。
エフェクターを曲や参加バンドによって変更することが多いので、マジックテープで固定することで簡単に配置変えできるようにしています。
僕は↓コチラを買いだめして使用しています。1m / 300円ほどで、値段も安くて粘着力も十分です。
また、マジックテープだけだと移動の時にエフェクターが剥がれ落ちてしまい、エフェクターを傷つけてしまうことがあります。(ソフトケース / ハードケース関係なく)全てのケースにウレタンスポンジを入れて移動中もガッチリ固定しています。
↓「ウレタンフォーム 波型」と検索するとたくさんの種類がヒットします。お好きなものをどうぞ。
最後に、固定方法のみならず、エフェクターボードの組み方については、こちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください!この記事には、僕のエフェクターボードのナレッジを全て詰め込んでいます。
以上です。