「エフェクターをマジックテープで固定しようと思っているんだけど、どうやって貼れば良いの?あと、どのマジックテープがおすすめなんだろう?」
という疑問を解消します。
この記事を読んでいただければ…
自分にあったエフェクター用のマジックテープが見つかり、貼り方もマスターできます!
僕は、ギター歴10年でエフェクターに財産をつぎ込み続ける機材マニアです!これまでの10年間で色々なマジックテープを試して蓄積した「ノウハウ」を提供します。
エフェクター固定におすすめのマジックテープ3選
前提として、ホームセンター等で販売している一般的なマジックテープはエフェクター用には接着力が「弱い」ものが多いです。
本記事で紹介するような、エフェクターを固定する想定で作られた『エフェクター専用モデル』のマジックテープを購入することをお勧めします!
✔︎Stage Trix / Pedal Fastener(ペダルファスナー)
僕も愛用している最もおすすめのマジックテープです。
コンパクトエフェクター用に既にカッティングしてあるので、開封後すぐに貼る事ができて非常に使いやすいです。また、中央部分をくり抜けるので、簡単にハサミで切ってヨツカドのみにマジックテープを貼る事ができます。
特徴
- コンパクトエフェクターのサイズに合わせたカッティング加工が施されています。
- シール部分は、産業用接着剤を使用しており超強力!一度エフェクターに接着したら貼り直すのも困難なほどの強力です。
- シール面の熱耐性が93℃。一部高熱を発する真空管ペダルや、パワー・サプライ、アダプターなどの固定におすすめです。
One Control / Hook & Loop(フックアンドループ)
世界中で愛用者がいる国産エフェクターブランド「One Control」のエフェクター用マジックテープ。低価格で品質が高くコスパが良いです。
特徴
- コスパ◎
- テープ幅50mm
- シール面の粘着力は、一般的な産業用マジックテープより強力
- 様々な形にカッティングしたモデルを販売(↓下記参照ください)
—オス—
▼シンプルな「幅50mm」のテープタイプ。最もコスパが良いモデルです
▼“MX”は一般的なコンパクトエフェクター用のモデルです(外枠と中央部分を切り離しやすい汎用性の高いモデル)
▼“BI”はBOSSやIbanezにピッタリ貼れるモデルです。(ゴム枠用)
▼“SQ”は小さい正方形モデルです。エフェクターのみならず、ケーブルを束ねるベース・ポイントや電源類を固定するのにも役立つモデルです。
—メス—
▼こちらをエフェクターボード側に貼りましょう。
Bonding Solutions / Pedal Board Tape
英国Bonding Solutionsが開発したエフェクター固定用のテープです。従来のベルクロ・タイプ(マジックテープ)とは異なり、無数のキノコ状の突起が両面でに噛み合うことで接着します。※プロ・ミュージシャンのボードにも多く採用されています。(少々高価ですが…)
- マジックテープと違うキノコ状の新素材。何度エフェクターを入れ替えても強度は落ちません。※接着が強力すぎて貼り替え(位置替え)が困難なほどなので注意。
- テープ幅25mm
- オス/メスの無い両面接合式タイプ(オス/メス製品を揃える必要がなく便利)
- シール面の粘着は強力過ぎない接着剤を採用 ※一部の木、樹脂、ゴム、布性の素材では剥がれやすいので注意。
マジックテープを使うコツ
Point1:「オス」を買いましょう
エフェクターには「オス」、ボード側の素材は必ず「メス」を採用しています。
Point2:マジックテープは四角(よつかど)に貼りましょう
マジックテープを、エフェクターの底全体に貼ってしまうと下記のようなデメリットが生じます
- 踏んだ時にエフェクターがズレる。(全体に貼ると力が一点に加わってしまう事があり、ON / OFF時にエフェクターがズレる危険性が高まります)
- 本体のシリアルナンバーが見えなくなる。(保証修理が受けられないかも)
- 売却時に価値が下がってしまう
- エフェクターのネジを開けられなくなる
- 汚く見える…(人それぞれではありますが)
なので、四角に貼ることをおすすめします。
Point3:避けた方がいい事2つ
✖︎直射日光や車とか熱いところに放置NG!
個体差はありますが、シール部分が熱により溶け出す事があります。
✖︎無理やり剥がすのはNG!
無理やり剥がすとボードの方が剥がれて木の部分が剥き出しになったりします。万が一取れない場合は、クレジットカードのような板状のものをマジックテープのオスとメスの間に入れ込みながら剥がすときれいに取れます。
以上です。
最後に・・・
マジックテープだけでなく、他の固定方法も知りたいと言う方はこちらの記事も参考にしてみてください。
また、エフェクターボードの組み方全般については、こちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください!この記事には、僕のエフェクターボードのナレッジを全て詰め込んでいます。
以上です。