エフェクター名 | Sentry Noise Gate |
ブランド | TC ELECTRONIC |
カテゴリー | ノイズゲート/リダクション |
使用アーティスト | Scott Ian(Anthrax)、Gary Holt(Slayer, EXODUS) 、Paul Gilbert(Mr.BIG) |
価格 (2023/1/5の最安値) | 楽天:販売なし Amazon:23,686円(税込) Yahoo:27,109円(税込) サウンドハウス:16,800円(税込) |
現在の最安値はこちら↓から
TC ELECTRONIC|Sentry Noise Gateのレビュー【実際に使用】
本ブログを書いている僕の経歴。
- ギター歴 14年
- エフェクター所有数 約200台、使用数 約5000台
- Twitterにてエフェクター情報を発信中
TC ELECTRONICの高機能ノイズゲートです。デジタル最新技術を余すことなく搭載した高機能なエフェクターです。(TC ELECTRONICエフェクターらしい、デジタル技術モリモリのエフェクターですね)
用途によって3つのモードを選択可能です。※個人的には「GATE」モードの使用がおすすめ。
- GATE:一般的なノイズゲート
- ・TONEPRINT:スマホやPCでダウンロードした(プロギタリスト等の)設定を使用するモード
- ・HiSS:「サー」と常時流れているHissノイズカットに適したノイズリダクション・モード
各社、様々な「ノイズ・リダクション機能」(簡単にいうと、音の中からノイズ成分のみを自動検知して除去する機能)を開発していますが、TC ELECTRONICが開発した「マルチバンドノイズゲート」というリダクション機能も高い品質で評判です。
TC ELECTRONICの公式HPによると…
”マルチバンドノイズゲートは、コアのトーンへの影響を最小限にとどめ、特定の周波数帯域にピンポイントで焦点を合わしシグナルから素早くノイズを除去します。”とのことです。
TC ELECTRONIC公式HP
個人的には超ハイゲインでの演奏にめちゃくちゃ強いなーという印象。メタルやハードロックのように、ぐしゃぐしゃに歪ませたとしても「ピタッ…」とノイズが収まるような強力なノイズゲート機能が特徴かなと思います。
その分、クリーントーンなど自然にノイズを除去するのには向いていない…?と思いきや、TRESHOLD/DAMP/DECAYの3種類のツマミを調整することにより、クリーントーンや自然な演奏にも対応できる万能なノイズゲートかなと思います。
中でも特徴的なのが「DAMP」ノブの存在。(他のノイズゲートにはない機能ですね。)原理的には、ゲートが動作した際に何dBアッテネートするかを調節するノブです。イメージとしては「自然な感じにするか⇄がっつりノイズを消す代わりに不自然な感じにするか」を調整するノブです。個人的には薄めに(9時以下くらい)かけるくらいが丁度いいんですが、かなり歪ませていている方は深くかけるのも良いんじゃないかなと思います。
また、TC ELECTRONICのエフェクター共通の嬉しい機能ですが「TonePrint Editor」によりPCやスマホ(TonePrint App)でより詳細な設定がパラメーター編集が可能で、世界中のギタリストが作成した設定を直接ダウンロードして使うことが可能です。
ぶっちゃけ僕は「iSP Technologies」のノイズデートを使ってますが、ハードロックやメタルなどガッツリ歪ませる方は、幅広い設定が可能で多様なノイズを除去できる「Sentry Noise Gate」の方が良いんじゃないかなと思います。
バイパス・モード : トゥルー・バイパス (バッファー・バイパス選択可
寸法(幅 x 奥行き x 高さ) : 72 x 122 x 50 mm – 2.8 x 4.8 x 2.0 ”
入力コネクター : 標準 ¼” ジャック – モノラル/ TS
出力コネクター : 標準 ¼” ジャック – モノラル/ TS
電源 : 標準 9 V DC 、センターマイナス、 >100 mA (パワーサプライ別売)
バッテリー・オプション : 標準 9 V (別売)
入力インピーダンス : 1 M Ω
出力インピーダンス : 100 Ω
USB ポート : Mini USB コネクター(カスタム TonePrint のエディット/アップロード、及びソフトウェア・アップデート用)
TC ELECTRONIC|Sentry Noise Gateのサウンドデモ
最後に・・・
「他のノイズゲート/リダクションについても知りたい」という方は▼こちらの記事もご覧ください。僕のノイズ対策系エフェクターに対する全てのナレッジを詰め込んでいます。
「エフェクターを使わないで、ノイズを根本的に消し去りたい!」という方は▼こちらの記事をご覧ください。僕のノイズ対策に関する全てのナレッジを詰め込んでいます。
以上です。